飼い主『おーい！ こっち向いて！！』

フォルテ『おいピアノ。 なにか きこえた？』

ピアノ『うぅん なんにも。きのせい じゃない？』

飼い主『聞こえてるくせに…。』

ピアノ『はぁ きもちいい〜。あったかいわ〜。』

飼い主『そりゃファンヒーターの前を占領してれば、あったかいだろ。』

ピアノ『はぁ〜。』

飼い主『話、聞いてないだろ…。』

フォルテ『まだ すわらないの？』

飼い主『飼い主の手は食後のデザートじゃないんだけどな…。』

フォルテ『ちがったの！？ いつも さしだしてたじゃない？』

飼い主『差し出さなくても、強引に持っていくだろうが…。』

ピアノ『さぁて はじめるよー』

飼い主『な、なにするのかなぁ？』

ピアノ『それ きく？』

飼い主『いや、いいです…。』

フォルテ『またさぼったな…。』

飼い主『お前たちのファンが待ってるもんな。今日からはまた毎日撮るようにするね。』

フォルテ『ぼくはいいんだよ。でもファンにあやまれ！』

ピアノ『あやまれ！』

フォルテ『飼い主、なでて〜。』

飼い主『これはワナだ…。』

フォルテ『あ、やっぱり バレた？』

飼い主『何年飼い主やってると思ってる？』

飼い主『おーい、フォルテ！ ピアノ！ こっち見て！』

ピアノ『飼い主、サボってるよね。』

フォルテ『これだって4にちぶりだしな。』

飼い主『（ドキッ…。）』

フォルテ『まだ ゆっくり ねてたいよ。』

飼い主『こいつは誰に似たのか…。』

フォルテ『いって もらいたいのか？』

飼い主『いや、遠慮しておきます…。』

ピアノ『いいにおいがする…。たべられるかな？』

飼い主『こら！ なにしてる！』

ピアノ『まだ なにもしてないよ。これから するとこ。』

飼い主『堂々ということじゃないわ…。』

フォルテ『おい、そんなに よるなよ。』

飼い主『たまには寄って撮ってもいいだろ。』

フォルテ『おとこはいらん。』

飼い主『こいつ…。』